【おたよりコラム】人を変えるほどに

土曜日、小学校で運動会があった。「いけ!がんばれ!がんばれ!」そう心で強く思う私。気づくと心の声が大きな声になっている。知っている子が1位になると自分のことのように嬉しくなり、ぐっと手に力が入る。がんばる姿に、全力を出した後の嬉しそうな表情に『感動』といえばシンプルな言葉だけれども、「わぁ、すごい!」というような感動とは、またちがう。言葉で言い表せないような感情がグッとこみあげてくる。そして目にじわじわ涙がたまっていく。がんばっている姿に、真剣な眼差しに、こうも心を揺さぶる力があるのかと驚く。 私は幼いころから『感動』という言葉とは縁遠かった。卒業式などの涙しがちなイベントも、心が揺れることはなく、淡々と過ぎていくだけのイベントだった。自分以外に関心がなかったのかもしれない。それこそ、私自身のことに対してもどこか他人事のように感じているほどだった。自分自身の勝ち負けしか関心のない子で、他のこと一切にはとにかく冷めた子どもだったと思う。ものごとや周りの人に対して冷めている私というのは、子どもの頃だけではなく、大人になっても変わらず、人に感情をあまりみせないタイプだった。心にバリアを張り、人に踏み込むことも、人に踏み込まれることも避けていた。 そんな私をかえてくれてたのは、間違いなく、子どもたち。子どもたちみんなが疑うことなく、自分のことを信じてくれる。純粋な目でまっすぐに私のことをみてくれる。そして、心のバリアを当たり前のように超えてくる。それも容赦なくずかずかと。この土足での立ち入りが私のかたく閉ざしていた心をほぐしてくれた。「おにごっこしようよ!」「ねぇ、きてよ!」「もちあげ

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