【おたよりコラム】大切なことを学んだ日
2月の14日。小学生のころ、この日が近づくと、いろいろな噂話が気になって仕方なかった。そして毎年、朝からそわそわして学校に向かっていた。そんなバレンタインデー。バレンタインというとぱっとでてくる思い出が2つある。小学生のころの私は、この子が好き!とひとりに決められないタイプ...
【おたよりコラム】みんなとでも、ひとりでも
2023年がはじまってすぐ、ひとり雪山に行っていました。2年前ぐらいから一気にはまってしまったスノーボード。すべり降りてくるだけなら、転ぶことなくスイスイすべり降りれるぐらいの技術は身についている私。なにがそんなに楽しいの?なんでそんな何回もいくの?という疑問を感じる方もい...
【おたよりコラム】迷惑なひとりでできる
私が小学4年生ぐらいのとき、横浜駅のまわりの繁華街は、いつも賑わっていて、かっこいい若者、おしゃれな人がたくさんいる街というイメージがあった。その横浜ですごく鮮明に覚えているできごとがある。人のたくさんいる駅ビルの入り口で、母におもいっきり頬をはたかれたのだ。...
【おたよりコラム】感謝を空に
お伝えできていなくて謝らないといけないことがあります。ひとり抱えてしまい、誰にもいえずにおりました。3年前の5月5日にしばふにきてくれたうさぎのもなかが、ハロウィンの少し前10月26日の夜に天国へと旅立っていきました。その日の朝ごはんも元気に全部食べきり、授業前の午後にもお...
【おたよりコラム】だれかがみていることが
ぐっと力の入る低い姿勢。「よーい」という声。全神経を耳に集中させる。バン!!その音でとびだす。そのまま一気に駆けぬけていく。緊張からの解放。その気持ちよさ。「ねぇねぇ!」「みてた?」「何位でしょう?」いつもの何倍も口数が増える。誰かにいいたくて仕方ない。楽しくて楽しくて表情...
【おたよりコラム】「家の顔」と「外の顔」
「あつい!というか痛い!」「 服ぬらしたのに、すぐ乾いちゃう~」「うわ、鍋の持つところが溶けた!!」汗を流し、熱さで身体を真っ赤にしながらも、炎と戦い料理をする高学年の子たちがいた。めちゃくちゃ熱くて過酷な場所。役割というわけではないので離れてもいいし、離れたら楽なことは間...
【おたよりコラム】当たり前がつくる
小学生の私の夏の記憶。覚えていることは特別なことではなく、毎日のサッカーと毎年恒例の愛知への帰省ぐらいのもの。家族でいろいろと出掛けたり、イベントに参加したりしたはずだけれど、実はあまり覚えていない。そんな思い出の少ない夏だけど、毎年楽しみにしていたことがあった。それは夏休...
【おたよりコラム】苦手があるから
「どうしてできないや苦手を作ってあげないんだ?」少し前、私の胸にささった言葉だった。先日はら祭りを行ったり、夏のイベントでもお世話になる石の原産業さんの社長のお母さんと話している時のこと。「母は心配が先に立つのよね」と子育ての話になっていた。「でもね」と続けていったことがあ...
【おたよりコラム】嘘つき
親がいないタイミング。留守番、ひとりだけ、そんな言葉にすごくわくわくしてしまう子だった。ダメと言われるようなちょっとしたことをやってみれるタイミング。パソコンをつけて、マインスイーパや四川省というゲームをやることもあった。親が車で帰ってくるのを見つけると急いでパソコンをきっ...
【おたよりコラム】我慢、頑張るのない世界に
4月、新しい学年、新しい友だち、新しい先生、たくさんの新しいがまわりにあふれる時期。「楽しみ!」「ドキドキする」「不安」たくさんの気持ちが子どもたちの表情からみてとれる。私は緊張の「ドキドキ」とちょっと大人になった「ワクワク」でいっぱいになるタイプだった。人の前でなにかする...