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【おたよりコラム】その場をたのしむ!

 先日、キッズクラブに通う子お子様定でディズニーランドにいく企画をし、10人の子たちと一緒にディズニーランドを思いっきり楽しんできました!前日からしばふハウスに泊まり、みんな本当に早くから起きて、自分で用意し、電車にのっていく。そんなうきうきしながらの電車ディズニー。5時台にしばふハウスを出発したおかげか、途中からみんな席に座っていくことができましたが、電車はとっても混んできて、子どもの様子もなかなか見えないほど。降りるときになって、ようやく声をかけられる程度でしたが、ひとりひとりが降りる駅をしっかり意識しており、さすがだなぁと感心していました。駅に着くと、ワクワクしていた顔がひときわ輝き出していました。言葉も増え、歩くペースも速くなってきているのもはっきりとわかるほど。8時にエントランスからはいると、みんなでビッグサンダーマウンテンへ。初めてジェットコースター系の乗り物に乗る子もいて、「大丈夫かなぁ」「ちょっとこわいかも」と言っている子もいましたが、結局のってみると、みんなわーきゃーいいながら思いっきり楽しんでいました。とりあえず、友だちもみんな一緒だし挑戦してみよう、そう思える前向きさ、本当に素敵でした。その後、2チームにわかれて、帰る17時ギリギリまで思いっきり遊びきりました。たくさんのアトラクションをし、たくさんのおやつを食べ、大満足の1日になったのではないかと思います。本当に最初から最後まで楽しみきっていた一緒に行った子どもたち。その一方で、ディズニーにいるとき、ふと他の子どもたちをみてみると、ゲームをしながら待っている子、ふてくされている子、携帯でYoutubeを見ている子、さまざまな子がいるのも目にしました。たしかに、自分が乗りたいものに乗れない、雨の降りそうな天気、乗り物待ちの時間、歩き続けての疲れ、いくら夢の世界にいるとはいえ、いやになることもあげ始めたらきりがない。親としてもずっと「いやだいやだ」といわれているよりも、携帯でもゲームでもなにか気がまぎれるもの、、、そう思う気持ちもわかります。でも、そんなマイナスのことがあったときにこそ、楽しめる。大したことじゃなくても笑っていられる。そういったことができる子たちは本当に強いと思う。ちょっとしたマイナスのできごとが起きたとき、そのマイナスのことではなく、そのときに楽しみなことにプラスなことに目を向けることができる。そうなってくれたらいいなぁと。自分にとってマイナスのことは絶対になくなることはないと思う。そのマイナスのことにばかり気にするようだと、出てくる言葉も「いやだ」「つかれた」「めんどくさい」「つまんない」「さいてい」という言葉に変わっていく。「マイナスの言葉をいわないように」そう伝えることは簡単だけれども、きっとそうではなく、習慣となってしまっている見方を変えていく必要があるのだろうな。と思っています。  これからはじまる夏休み。家族で過ごす時間も増えることだと思います。たくさんの会話の中でぜひ、楽しいこと、面白そうなこと、興味をもったこと、そういったことを一緒になって見つけてみてほしいと思います!2学期が始まる9月の最初の授業、誰かと遊んだから、どこかに行ったから、ではなく、家の中であっても、ちょっとした工作、いつもの遊びの中で、「こんなことあったよ!」とたくさんのことを発見し、プラスの言葉で溢れる子どもたちに会えることを楽しみにしています!  夏休み、授業はありませんが、私からもたくさん子どもたちにいろいろなプラスになる種を届けていけたらいいなと思います。そして、なにより、私自身もこの夏を楽しみきれるよう過ごしていきたいなと思っています!みなさまも素敵な夏休みをおすごしくださいませ。

三尾 新

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