【おたよりコラム】自分の一部に
「みおはひとくちでみかんぜんぶ食べちゃいそう」しばふハウスに置いてあるみかんをみつけた小学生の子に言われた。まったく三尾をなんだと思っているのだろうか?そんなことを思いながら、「みかんはね~決まって4くちでたべるんだ~」と返した。この時期になるとよく食べるのが、みかん。子どもの頃、いつも家にみかんが一箱届いていた。愛知県に住むおじいちゃんとおばあちゃんから届くみかんがいつも楽しみだった。私の祖父母は父方も母方もどちらも愛知県にすんでいたため、いつでもすぐに会いにいけるということはなく、会いにいくのは夏休みと冬休みの特別なイベントとなっていた。「夏休みになにしていた?」と聞かれたら、まちがいなく愛知県に毎年いっていたと答える。ただ、会いに行った先で、なにをしたかというのは実はほとんど覚えていない。それどころか夏休みになにをしたか覚えているか質問されても、具体的に〇〇をした!というようなことを何一つ思い出せない。子ども時代の私の頭は「今日はサッカーできるのか」という目の前のことでいっぱいだったのだと思う。いろんなイベントに連れていってくれたであろう両